Arduinoで電子工作を始めよう!
近年、Arduino(アルデュイーノ もしくは アルドゥイーノ)と呼ばれる、マイコンボードと、マイコンボードにプログラムを書き込むためのソフトウェアが提供されるようになり、電子工作を始めやすくなりました。マイコンボードには幾つか種類がありますが、中でも比較的廉価なArduino Nanoボードを題材にして、使える機能とプログラムの書き方について解説してみようと思います。
- 準備
- まずは、マイコンボードがないと始まりません。ここでは、学習に必要なものをリストアップします。
- 環境構築
- マイコンボードにプログラムを書き込むためのソフトウェア「Arduino IDE」の導入手引きです。
- EEPROM
- 電源を切っても残したい情報があるときに使います。ただし容量は1KBと少なめ。
- クロック
- マイコンの動作速度を変えることができます。遅くしておくと消費電力を減らせます。
- スリープ
- 消費電力を落としたい時に使います。うまくいけば電池の持ちが1000倍以上になります。
- リセット
- 外部回路またはソフトからリセットをかけることができます。
- 割り込み
- ピンの電圧が変わったとき、A/D変換が終わったとき、一定時間経ったときなどに、割り込んで処理させることができます。
- 外部割り込み
- ピンの電圧レベルが変わったときに処理したいときに使います。
- 入出力ポート
- ピンの使い方の説明です。基本は、デジタル入力、デジタル出力、アナログ入力の3種類です。
- タイマ
- 決まった時間ごとに何かしたいときに使います。
- SPI
- 3線とデバイスの数だけの選択信号が必要な、1対多のシリアル通信です。
- USART
- 2線が必要な、1対1のシリアル通信です。
- TWI
- 2線が必要な、1対多のシリアル通信です。
- アナログコンパレータ
- 2つのアナログ入力ピンの電圧レベルを比較します。
- A/D変換
- 1つのアナログ入力ピンの電圧レベルを数値として取り込みます。
最終更新日: 2019/06/12