目的
Arduinoボードの開発環境を構築します。ボードに実装されたLEDを使い、動作確認を行います。
Arduino IDEのダウンロード
まずは、プログラムをArduinoボードに書き込むためのソフトウェアをダウンロードします。以下のリンクより、インストーラをダウンロードしてください。バージョン1.8.8では108MBくらいの容量です。
プログラムを書く
Arduino IDEを起動し、以下のプログラムを書きます。
void setup() { pinMode( 13, OUTPUT ); /* 13番ピンをデジタル出力に設定 */ } void loop() { digitalWrite( 13, HIGH ); /* 13番ピンをHIGHに設定 */ delay( 500 ); /* 500ミリ秒待つ */ digitalWrite( 13, LOW ); /* 13番ピンをLOWに設定 */ delay( 500 ); /* 500ミリ秒待つ */ }
ボードへの書き込み
Arduino IDEのメニュー「ツール」から、以下を設定します。
- ボード: "Arduino Nano"
- プロセッサ: "ATmega328P (Old Bootloader)"
- シリアルポート: "COM*"

シリアルポートは、デバイス マネージャで「USB-SERIAL CH340 (COM*)」となっている個所を確認します。
コントロール パネル > システムとセキュリティ > システム > デバイス マネージャー

USBドライバ導入 (※互換ボードのみ)
互換ボードについてのみ、以下のリンクより「Elegoo Nano board CH340 USB Driver」を選んでダウンロードしてください。5.8MBくらいの容量です。
ダウンロードした「Elegoo CH340 Driver 2019.03.06.zip」を解凍し、中身の「CH341SER_WINDOWS.EXE」を実行します。ダイアログが表示されるので、「INSTALL」をクリックします。「Driver install success!」と表示されたら完了です。


書き込みは、Arduino IDE左上の「→」ボタンをクリックします。問題なければ、「ボードへの書き込みが完了しました。」と表示されます。

動作確認
ボード上のLEDが、上記のプログラム通り1秒間隔で点滅していることを確認できます。

最終更新日: 2019/06/12